湯梨浜町長から町民のみなさまへのお願い（8月10日）
印刷用ページを表示する掲載日：2022年8月12日更新
湯 梨 浜 町 民 の み な さ ま へ の お 願 い
令 和 4 年 8 月 10 日
湯梨浜町長 宮 脇 正 道
昨日、鳥取県新型コロナウイルスワクチン接種体制協議会及び鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部会議が合同で開催され、一昨日、8月8日の県内における新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が、西部地区365人、中部地区126人、東部地区391人の合計882人と、過去最多であることが報告されました。
また県では、8月1日分から市町村ごとの新規感染者数をホームページで公表していますが、これによると、町内では8月3日の24人を最高に、11人から24人の範囲で毎日、新規感染者が発生しています。
厳しい流行が続く第7波の新規感染者数は減少傾向にあるとはいえず、県内の状況は、感染経路としての県外往来の増、夏休みに入った放課後児童クラブでのクラスターの発生や部活動での感染者の急増も報告されました。
このような状況を踏まえ、冒頭申し上げた昨日の会議では、鳥取県、県内全市町村、県医師会などが連名で、『お盆・帰省期間は特別の感染予防を』と緊急統一アピールを発出しました。
さらに、本日発表の昨日9日の県内新規感染者数は西部地区472人、中部地区138人、東部地区398人の合計1,008人と過去最高で、いよいよ1，000人台に突入してきました。
全国で未曽有の感染拡大が続き、本県も医療不機能や命への危険が急速に高まっています。さらに冒頭の事業所、高齢者施設や医療機関、夏休み中の放課後児童クラブや部活動等での感染拡大があります。
お盆や帰省時期を迎え、イベントや集まりなどの機会が増え、感染の爆発的拡大を引き起こしかねません。この時期は、特別の心がけで感染予防の実践をお願いします。
マスクの着用、手洗い・消毒の徹底、密を避けることに加え、人が集まる場面では距離の確保を心掛け、家庭やお店では、エアコン使用中でも換気するなど、徹底した感染予防対策をお願いします。また、町の集団接種や病院での個別接種のワクチン接種の促進をお願いします。
みんなで「安心な夏休み」にしましょう。
なお、10月に新たなワクチン接種の報道もありますが、現在の流行を抑え込むことが急務であり重要です。より早く集団免疫をつくるためにも、町民の皆さまには、接種時期を延ばされることなどないよう、ご配慮ください。
新型コロナウイルスの感染拡大により、救急外来を受診する患者さんが増え、重症患者の診察に影響が出ています。急な発熱などの症状があれば、救急病院の前にまずはかかりつけ医への相談、県の受診相談窓口、「とっとりおとな救急ダイヤル」電話番号『＃7119』、「こども救急ダイヤル」電話番号『＃8000』の電話相談を利用しましょう。町ホームページのほか、町内各所に掲出していますので、ぜひご覧ください。
身近なところで多くの方が感染されています。感染者を誹謗・中傷、ワクチン接種を受けられない方への強制、差別的行為はしないようにし、その方たちを守り、支援しながら共に頑張りましょう。
どうぞよろしくお願いします。