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麻しん・風しんワクチン接種費用を助成します
風しんとは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
風しんの免疫を持たない女性が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、生まれてくる赤ちゃんが白内障、先天性心疾患、難聴を主な症状とする「先天性風しん症候群」という病気にかかる可能性があります。また、妊婦が麻しんに感染すると、流・早産につながる恐れがあります。
町では、妊娠を希望する人や、生まれてくる赤ちゃんの健康を守るため、風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチンの接種費を一部助成します。麻しんの感染防止のためにも、混合ワクチンの接種をおすすめします。
助成対象者
湯梨浜町に住所があり、次のいずれかに該当する人が対象です。
- 妊娠を希望する女性で、風しん抗体価の低い(HI法で16倍以下)人
- 妊婦の配偶者(ワクチン接種時、母子手帳の交付を受けている人の配偶者)
- 妊婦の同居者
- 妊娠を希望する風しん抗体価の低い女性の同居者(風しん抗体価の低い者に限る)
風しんの追加的対策について
風しんの追加的対策は令和7年3月31日で終了しましたが、一部でワクチンの偏在や供給課題のために期間内に接種を受けられない方が見込まれるため、令和9年3月31日まで公費で予防接種を受けられるようになりました。
助成対象者
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性で令和7年3月31日までに風しんの抗体検査を受けて抗体価が不十分であった人。
詳しくはこちらをご確認ください。風しんに関する追加的対策(風しん第5期定期接種)について
助成金の額
ワクチン接種費用の3分の2(上限8,000円、100円未満切り捨て)
※生活保護受給者は全額助成
※麻しん風しん混合ワクチンの接種費用は、10,000円前後です。
助成の方法
医療機関で接種を受けた後、必要書類を添えて役場健康推進課または各支所窓口にて助成請求をしてください。
審査後、指定された口座に振り込みます。
風しんワクチン接種協力医療機関(中部地域) (PDFファイル:52KB)
※県東部・西部地域など、上記以外の協力医療機関で接種を受けた場合も助成対象となります。
請求期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
請求に必要なもの
- 風しんワクチン接種費用助成金請求書 (Wordファイル:45KB)
- ワクチン接種の領収書
- 印鑑
- 振込を希望される預金通帳
- 妊婦の母子手帳(助成対象者2・3の方のみ)
- 鳥取県風しん抗体価検査結果通知書や妊婦健診結果など、抗体価のわかる書類(助成対象者1・4の方のみ)
※対象者4の場合、同居者と妊娠を希望する女性の両方の検査結果が必要です。
接種にあたっての注意事項
対象者1の人は、接種後2か月の間避妊する必要があります。
妊娠中の人は、ワクチンを接種することができません。
風しん抗体価検査助成(鳥取県の助成事業)
以下の人は、風しん抗体価検査が無料で受けられます。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者(内縁を含む)などの同居者
- 風しん抗体価の低い妊婦の配偶者などの同居者
※過去に風しん検査およびワクチンを受けたことがない人で、かつ、風しんをり患したことがない人が対象です。
- 風しん抗体価検査助成の詳細についてはこちら<外部リンク>