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歴史民俗資料館(羽合・泊) 湯梨浜町の歴史と文化を学ぶ

ページID:0000969 更新日:2025年3月5日更新 印刷ページ表示

羽合歴史民俗資料館

場所 

鳥取県東伯郡湯梨浜町久留19番地1(湯梨浜町役場正面駐車場内)

羽合歴史民俗資料館

施設概要 

埴輪

湯梨浜町の沿岸部に広がる広大な北条砂丘の砂の下から昭和49年に発見された、長瀬高浜遺跡の出土品を展示しています。

長瀬高浜遺跡は、全国的にも類例のない、古墳ではなく集落の一角から大量に出土した埴輪(重要文化財)で知られています。

そのほかにも、国内最古級の弥生時代前期の玉作工房跡、山陰地方最大級の古墳時代前期の集落跡、組紐巻きの鉄刀が副葬された女性首長の古墳、県内最大級の中世の畠跡などが確認されており、弥生~室町時代にかけての巨大複合遺跡となっています。

コンテナ数千箱分の土器、釣針・斧などの鉄製品、雛形鉄器などの鉄製祭祀具、小銅鐸・巴形銅器・銅鏡などの青銅製祭祀具、管玉・勾玉・石釧などの石製品など、質・量ともに豊富な出土品からは、東郷池という天然の港を有するこの地が、日本海交流の拠点として大いに繁栄していた様子がうかがえます。

東郷池周辺の水運を支配した王の墓とされる橋津古墳群4号墳(国史跡)から出土した、円筒埴輪棺や内行花文鏡も展示しています。

【南東上空から見た東郷池】
南東上空から見た東郷池

【重要文化財 長瀬高浜遺跡出土埴輪(甲冑形・盾形・蓋形・家形)】
甲冑形埴輪楯形埴輪蓋形埴輪家形埴輪

【県指定保護文化財 長瀬高浜遺跡玉作関係資料】
玉作関係資料

【長瀬高浜遺跡出土小銅鐸】 【橋津4号墳出土内行花文鏡】
小銅鐸   内行花文鏡

【長瀬高浜遺跡の紹介動画】
動画サムネイル<外部リンク>
動画:(公財)鳥取県教育文化財団調査室<外部リンク>

開館時間 

午前9時~午後4時30分

※当館は職員が常駐しておりません。入館希望の方は隣接する湯梨浜町役場別館の職員にお声かけいただくか、湯梨浜町教育委員会(電話0858-35-5367)までお電話ください。(土日・祝日等の閉庁日は役場警備室に電話がつながり、警備員が対応いたします。)

休館日 

12月29日~1月3日(年末年始)

※2025年3月25日(火曜日)は、館内清掃作業のため臨時休館いたします。

入館料 

大人100円 小・中学生50円
(20人以上の団体は大人80円 小・中学生30円)

※特別展示開催期間は別料金となります。

図録・グッズ

 長瀬高浜遺跡ガイドブック
 『砂とうみの物語 長瀬高浜遺跡ガイドブック』2024年発行 500円
 『長瀬高浜のはにわ』1986年発行 1,000円
 『橋津の藩倉 今にのこる鳥取池田藩の灘御蔵』1996年発行 1,000円

 1/4スケールの甲冑形埴輪・盾形埴輪などのオリジナルグッズも販売中!

 

泊歴史民俗資料館

場所 

鳥取県東伯郡湯梨浜町泊1204番地1(湯梨浜町中央公民館泊分館の隣)

泊歴史民俗資料館

施設概要 

昭和40年代に旧泊村内で収集された、約2,000点の民俗資料を展示しています。

泊地域の気候や生活・生業に合わせて創造・工夫された漁具、農具、畜産・養蚕道具、生活道具、祭りの道具、子どもの玩具など、多種多様な民俗資料をご覧いただけます。

特に漁業に関するコレクションは、一地区で行われてきた近世から現代までの各種沿岸漁とその変遷を体系的に示す唯一無二の資料として、鳥取県の有形民俗文化財に指定されています。

そのほか、泊地域の古墳から出土した仿製三角縁獣帯文鏡や、海洋生物の骨格標本なども展示しています。

 

【県指定有形民俗文化財 泊の漁業関係資料】
漁具

【生活用具など】
2階展示室1 2階展示室2

【仿製三角縁獣帯文鏡】
彷製三角縁獣帯文鏡

開館時間 

午前9時~午後4時30分

※当館は職員が常駐しておりません。入館希望の方は、隣接する中央公民館泊分館(0858-34-3011)の職員へお申し出ください。
※泊分館混雑時は、ご案内までお待たせする場合がありますがご容赦ください。

休館日 

12月29日~1月3日(年末年始)

入館料 

大人100円、小・中学生50円
(20人以上の団体は大人80円、小・中学生30円)