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むし歯の予防について

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

 口の中には、たくさんの種類のばい菌がいます。その内、ミュータンス菌が主にむし歯をつくる菌です。このむし歯菌は、歯の周りについて歯垢(プラーク)の中で、特に糖分を栄養として増えます。この時、強力な酸が発生し、歯を溶かすことによりむし歯ができます。

むし歯はどうして出来るのか説明した画像

 むし歯を予防するためには、それぞれの原因に対し対応していく必要が有ります。

(1)歯質に対して:歯質を強化するため、フッ化物の利用(フッ化物配合歯磨済・フッ化物塗布・フッ化物洗口等)等があります。
フッ化物の利用によりむし歯に対する抵抗力を強くし、むし歯になりかけたところから溶け出したカルシウムを元に戻す(再石灰化)もあります。(フッ化物は、きちんと使用方法を守って利用すれば害はないと言われています。) 

* 湯梨浜町では、6ヶ月児健診時から、歯の生えた子どもさんに希望によりフッ素塗布を、また町内の全保育所・幼稚園の4,5歳児クラスの子どもさんに希望によりフッ化物洗口を実施しています。

(2)ばい菌(歯垢)に対して:歯垢除去のため、歯磨き,糸ようじの利用
小学校低学年までは、必ず、夜寝る前には子どもさんの仕上げ磨きをしましょう。
 また、歯と歯の間の歯垢除去のためには糸ようじが効果的です。

(3)糖分に対して:糖質摂取の改善をします。
まず、食事・おやつの時間を決めることが大切です。食事・おやつ(特にジュース・菓子類)の摂取回数が頻回になるほど、強力な酸が発生し歯を溶かす回数が増えます。また、乳児期から、しっかり噛んで食べる事により、唾液の分泌を促しむし歯予防につながります。

(4)最後に、かかりつけの歯医者さんで定期健診を受けましょう。