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BCG(結核に対する予防接種)について

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

 BCGは、結核に対する予防接種です。
 昔は不治の病だった「結核」は、現在はかなり減少しました。しかし、いまでも毎年3万人を超える患者が発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができません。生れたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。
 まだ完全に過去の病気になったわけではありません。お子さんのためにも、必ず予防接種を受けましょう。

予防接種はお早めに

 乳幼児は結核に対する抵抗力が弱い上に、抗体を母乳からもらうことができません。もし結核になると全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎を引き起こすこともあり、重い後遺症が残る場合があります。

予防接種を受けるとき

 BCGの接種方法は「管針法」といい、スタンプ方式の注射で、上腕の2ヶ所に押しつけて接種します。接種したところは、日かげで乾燥させてください。10分程度で乾きます。

予防接種を受けたあと

 BCGは接種後2~3週間たつと、接種を受けたところに赤いポツポツができて、一部に小さくうみをもったりしますが、数週間でかさぶたができて自然に治ります。これは異常反応ではなくて、BCGがついた証拠ですので、包帯やバンソウコウをはったりしないで、そのまま普通に清潔を保ってください。

 副反応としては、接種をした側のわきの下のリンパ節がはれることがあります。普通は放置して様子を見ていただいてかまいませんが、特にただれたり、大きくはれたり、まれに化膿してうみがたくさん出ることがあります。 この場合は、必ず医師の診察を受けてください。