本文
生ごみは「3きり」で減量!
湯梨浜町の家庭から出るごみのうち、約9割が可燃ごみです。
可燃ごみのうち、約4割が生ごみで、生ごみの約8割は水分といわれています。
そのため、ごみの減量のためには生ごみを減らすことが重要だといわれています。
湯梨浜町ではごみ減量のため、生ごみの「3きり運動」を推進しています。
地球にも家計にもやさしい「3きり」を皆さんも実践してみてください。
使いきり
食料は無駄なく使いきりましょう。
買い物前に冷蔵庫をチェックして必要なものだけを購入し、
使わないまま廃棄することのないようにしましょう。
また、野菜の皮なども調理して、廃棄する食料を減らしましょう。
食べきり
料理は残さず、おいしく食べきりましょう。
食べきれる量だけを作るようにし、残っても適切に保存して
食べきるようにしましょう。
水きり
捨てなくてはならない生ごみは、しっかり水を切る、乾燥させるなどして
水分を減らしましょう。生ごみ処理機の利用も有効です。
においや重さが軽減されて、ごみ出しが楽になります。
「3きり」で様々な効果
ごみの減量、特に生ごみを減量するとどのような効果があるのでしょうか。
湯梨浜町では、主に以下の3つの効果を期待して、減量に取り組んでいます。
二酸化炭素の削減
生ごみの水分を減らすことで、ごみ収集車の燃費が良くなります。
また、焼却施設で水分の多い生ごみを焼却するためには、多くの
エネルギーが必要になります。ごみの水分を減らすことができれば
施設から排出される二酸化炭素も減らすことができます。
食糧問題の改善
食材や料理の廃棄(食品ロス)を減らすことで、生産と処分に消費する
エネルギーを減らすだけでなく、世界的な食糧不足にも良い影響を与えます。
また、食糧自給率の低い日本にとっては、無駄なコストを軽減させる
有効な手段といえます。
財政問題の改善
廃棄物の処分には多大な費用がかかります。みなさんのご家庭での少しの
心がけで大きな経費削減につながります。また、食品を無駄なく消費する
ことで、家計の負担も軽減することができます。