ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織で探す > 企画課 > 湯梨浜町合併5周年記念式典でのあいさつ(H21.11.12)

湯梨浜町合併5周年記念式典でのあいさつ(H21.11.12)

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

あいさつ 本日は、湯梨浜町制5周年記念式典を開催しましたところ、鳥取県副知事藤井喜臣様、鳥取県議会議員藤井省三様をはじめとするご来賓の皆様、そして、多くの町民の皆様をお迎えし、このように盛大に開催できますことを、大変嬉しくありがたく思っており、心からお礼を申し上げます。

 さて、平成16年10月1日、湯梨浜町が誕生してからの五年間を振り返って見ますと、合併当初は、東郷小学校、羽合小学校の建設など旧町村からの引継ぎ事項に加え、旧3町村の垣根を越えた町民の融和を図るため、地産・地消「ゆりはま市」を開催し、町民の交流の場を設けたり、旧3町村の優れたものを町民全体が共有するため、「湯梨浜の誇り百選」を発刊したり、湯梨浜の情報を発信するための「湯梨浜の景観写真コンテスト」などを行いました。

 また、その一方で、第1次湯梨浜町総合計画をはじめとする各種計画の策定作業に着手するとともに、より具体的な合併効果を生むため、総合的な行政改革を推進し、明るい庁舎づくりや、機構改革とそれに伴う職員数の削減、事務事業の見直しなども進めました。このうち、職員数の削減に関連して、多くの職員が後進に道を譲るという形で職を退かれました。これは、ある意味、自らが合併の犠牲になられたことであり、平成18年8月から9月にかけて、病気のため辞職、急逝された山本庸生初代町長の思いとともに、私はもちろん役場職員全員が、より良い街づくりを進めるための心のよりどころとして記憶しておくべきことだと改めて感じているところでございます。

 このほかにも、子育て支援などを町の重点施策に定め、小・中学校全学年の30人学級に早い時期から踏み切ったり、乳幼児のインフルエンザの予防接種助成を県内で初めて実施したり、アロハホールを利用した文化活動等にも力を注いでまいりました。

 そのような経過で歩んできた湯梨浜町ですが、その現状を見ますと、デジタル防災無線の整備をはじめ、光ファイバーを活用した双方向音声告知器の全戸配置、これによりデジタルテレビの受信や高速インターネットの活用も可能な訳ですが、このような取り組みを他町に先駆けて実施したり、合併前からの積み残しであった下水道料金の統一や事務の効率化を図るための分庁方式から支所方式への移行など、住民の皆さんのご理解を得ながら実現することができました。

 また、財政面に目を転じますと、財政調整基金、これは町の自由に出来る貯金みたいなものですが、平成18年度から平成20年度にかけてはこれを崩すことなく予算執行し、合併直後の平成16年度末12億3,000万円だったものが、平成20年度末には13億8,000万円と1億5,000万円ほど増やすことができ、行政改革の成果も少しづつ上がっております。

 このように町政は概ね順調に推移しているものと思っていますが、課題が無いわけではありません。

 農業、水産業は、依然厳しい状況にあります。毎年耕作面積や生産高は減少しておりますし、後継者不足や遊休農地といった大きな問題も抱えています。一部新しい試みや良好な産品もありますが、よいものを伸ばしながら、主要産物である梨やブドウ、イチゴなどの復権のため、ブランド化等になお一層の努力を果たしてまいりたいと思います。

 観光産業におきましても平成16年以降増加傾向であった町内の温泉への入り込み客数が、昨年秋以降の世界同時不況や新型インフルエンザの流行により、大きく落ち込みました。幸いにも湯梨浜町にはグラウンド・ゴルフ、ハワイアンフェスティバル、ベテラン卓球といった3つの全国大会のほかにも、ドラゴンカヌー大会、今年度初めてのトライアスロン大会など、オンリー・ワンや湯梨浜の資源を生かしたイベントなどを多数開催しており、これらに一層の磨きをかけるとともに、新たな観光資源の創出や滞在型のメニューづくりにも積極的に取り組み、在来の優れた素材とあわせ、より魅力的な東郷湖周を含む湯梨浜全体のゾーンづくりに励みたいと考えています。

 さらに、若者の就労の場の確保といったことも大きな課題ですし、ようやく着手した羽合地域の保育所・幼稚園の統合に続き、老朽化しつつある東郷地域の保育所や北溟・東郷両中学校をどうするかといった検討課題も抱えています。

 これらの諸課題を限られた財源の中、住民の皆さんとも議論を尽くし、どの方法が良いのか、的確に対応していくことが肝要であると考えています。

 最後に、町民の皆さんへの感謝の気持ちを込めながら、この式典を機に、ひとこと申し上げさせていただます。

 私は、常日頃から住民の皆さんとの「協働」ということを申し上げています。今、あたりを見渡しますと、実に多くの分野で、このことについての進展が見られます。

 あいさつ2 例えば、防災面では、災害時要援護者安全確認システムの確立、災害時情報収集ためのアマチュア無金柄線愛好者の皆さんとの連携、環境面におきましては、住民の皆さんと連携した廃食用油の公用車への活用、婦人団体と連携したマイバッグ運動、東郷湖活性化プロジェクトの一環としてのアダプトプログラムの推進、水質浄化のための水草の肥料化など、また、文化面での、町民ミュージカルの実施、燕趙園を活用した男女の交流と出会いの場の設置や中華コスプレ大会の開催、さらに福祉面における、地域で高齢者を支えあう「いきいきサロン」など枚挙に暇のないほどです。

 私は、これらのことが、湯梨浜の底力となり、必ずや近い将来、活気があり、そして魅力的な湯梨浜町の創出につながるものと信じています。

 さあ、皆さん、湯梨浜の素材を磨き、町としての先進性を保ちつつ、5年後、10年後、いや50年後、100年後の湯梨浜づくりに、知恵を出し、汗をかきながらともに邁進してまいりましょう。

 湯梨浜町制5周年を機に、町民の皆様に改めてエールを送りますとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念し、式辞といたします。

 本日は、ありがとうございました。