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「鳥取県グラウンド・ゴルフ協会創立25周年記念式典来賓あいさつ」~私のグラウンド・ゴルフに対する思いに触れています~

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

鳥取県グラウンド・ゴルフ協会創立25周年に寄せて

あいさつの様子 鳥取県グラウンド・ゴルフ協会25周年記念式典に際し、グラウンド・ゴルフ発祥地の町長として、一言、お慶びと感謝の意を表したいと思います。

 本日は、社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会の鈴木会長並びに鳥取県体育協会の田渕会長をお迎えし、このように盛大に記念式典が執り行われますことをまず持ってお喜び申し上げます。

 旧泊村という小さな村から生まれたグラウンド・ゴルフが、誕生後四半世紀を経た今日、競技人口150万人という国民的スポーツに発展し、広く海外でも楽しまれるスポーツとなったことは、慶賀の至りであり、これもひとえに鳥取県グラウンド・ゴルフ協会並びに日本グラウンド・ゴルフ協会を始めとする関係者の皆様のご尽力の賜物と心からお礼を申し上げます。

 また、これから表彰を受けられる皆様にも永年のご貢献に敬意を表し、お喜びを申し上げます。

 さて、近時、地域の活性化といったことがよく言われますが、実は、平成元年から2年頃、当時の鳥取県知事は西尾知事でしたが、観光や地域振興などをひっくるめて「じげおこし」という言葉で表現し、全県的に取り組んでいました。

 そのころ、県議会で、西部のある県議会議員さんが、「知事、あなたはじげおこし、じげおこしといわれるが、それは、具体的にどのようなものか。」と問われたとき、西尾知事は、「それは、例えば泊村で取り組んでおられるグラウンド・ゴルフがその良い例だと思います。」と答えられました。

 生涯スポーツの一環として生まれたグラウンド・ゴルフが、住民に根付く形で、村民や県民に愛されながら、潮風の丘の整備ともあいまって、旧泊村の活性化に大いに役立っていることを評価し、お答えになったものでした。 そして、その構図は今でも変らず、老いも若きも皆が楽しめるグラウンド・ゴルフを通じた健康づくりや町づくりは、旧泊村を含む三町村が合併してできた湯梨浜町に確実に引き継がれています。

 毎年六月、全国から800人近くの方をお迎えして開催する「グラウンド・ゴルフ発祥地大会」、今年が、ちょうど第20回の記念大会でしたが、相変わらず申し込みが多く、抽選で参加者を決めるという状況でした。 また、町民を対象に行う大会、例えば、町社協が老人クラブと連携して行われる大会、あるいは町が主催する町民グラウンド・ゴルフ大会、いずれも毎回300人から350人以上の町民が参加されます。

 最近は、ニーハオグラウンド・ゴルフ大会といって、町内にある中国庭園「燕趙園」の周辺施設が連携して、お風呂や昼食とセットにした大会も催され、これにも町の内外から250名位の方が参加しておられます。 このように、湯梨浜町において、グラウンド・ゴルフは、町民が愛好すると同時に、地域の振興や活性化にも大きな貢献をしています。

 ナンバーワンは、時代と共に変わりますが、オンリーワンは不変です。

 私は、湯梨浜町は、グラウンド・ゴルフの発祥地であるという地位に甘えることなく、オンリーワンである特性を生かし、町内でグラウンド・ゴルフを楽しまれる方が、より快適に、より楽しくプレーしていただけるよう、一層の磨きをかけていくことが重要だと思っています。

 さらに、老若男女誰もが楽しめるというグラウンド・ゴルフの特性を生かし、青少年の健全育成という見地からも、小学生や中学生など若年層へのグラウンド・ゴルフの普及も大切なことだと考えており、鳥取県グラウンド・ゴルフ協会のご協力を得ながら、ジュニアグラウンド・ゴルフ全国大会も開催しています。

 子供たちが夏休みの時期に、泊港の漁船を使った魚釣りや地引網のオプションも揃えた楽しい大会として、来年八月に第4回大会を開催の予定です。 本日お越しの皆様からも是非とも子供さんやお孫さんに、参加のお声掛けをいただけたらと思います。

 終わりになりましたが、グラウンド・ゴルフが多くの方に楽しみを提供し、愛好者の方々の友好の輪の拡大、さらには、健康の維持増進に資すことを願いますとともに、県協会の益々のご発展を祈念し、お祝いのあいさつとさせていただきます。

 25周年、真におめでとうございます。