新年を迎えて
新年を迎えて
町民のみなさま、明けましておめでとうございます。
平成16年10月、湯梨浜町が誕生して四度目の正月を迎えました。
昨年一年を振り返ってみますと、東郷湖シジミ漁の再開、梨などの良い価格での取引、宿泊観光客の増、まちづくり創造事業を活用した町民ミュージカル等の成功、民間指定管理者の運営の好評価、自動車運転免許試験場の工事着手、方面地区ウラン残土撤去後の覆土が概成など喜ばしいことがありました。
その一方で、国民健康保険税の過賦課、検診の際の誤操作による再検診等、委託先のミスとはいえ、町民のみなさまの信頼を裏切り、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
さて、わたしは、平成二十年を湯梨浜の特長を生かしたまちづくりを加速する年にしたいと考えています。
国では、平成二十年度予算で、地方交付税を増額とのことですが、これまでの削減額を復元できず、町の厳しい財政状況に変わりはありません。したがって、引き続き歳出の削減に努めながら、産業や観光の振興、健康づくり、子育て支援や情報基盤の整備など、町の重点施策には、積極的に取り組みます。
また、分庁舎方式の見直し、中学校や幼稚園・保育所のあり方など、行政改革の重要課題の議論を進めねばなりません。
これらに加え、「東郷湖活性化プロジェクト」と銘打ち、東郷湖を町のシンボルとした総合的な観光、環境、産業の振興策、観光と産業が連携したブランド化や販売促進活動も展開したいと思っています。
町民のみなさまの幅広い参画をいただきながら、「げんき いきいき かがやきのまち」の実現に向け取り組みます。
本年が町民のみなさまにとって良い年となることをお祈りし、新年のあいさつとします。