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アロハだより ~ハワイアロハホール特定天井改修等工事レポート3~
ハワイアロハホール特定天井改修等工事レポート3
アロハホール特定天井改修工事レポートの3回目です。今回は、この工事の要である天井落下防止の工事についてお伝えしていきます。
Aloha!落下防止ワイヤー金具を取り付けています
前回までで天井ボードはすべて撤去されました。


5.落下防止措置
吊り天井を構成している現状の部材を補強し、また天井落下防止のワイヤーや補強クリップ(耐震ビス止め)など、色々な金具を新たに取り付けていきます。



吊りボルトも溶接ではなく耐震ビス止めで新設されます。

今回施工するこのような落下低減部分は2,000カ所を超えるそうです。

部材は中央辺りに設置されているこの荷揚げ機で上げます。


保温材(断熱材)が上げられ積んであります。
(ちなみにアロハホール天井は客席床から一番高いところで約12mあります。)

6.保温材(断熱材)の設置
天井後方の落下防止の工事ができたところから、今度は先ほどの保温材を並べていきます。これはグラスウールなので吸音の役割もあるようです。

今後もまだ多くの作業が続きますが、このように少しずつ天井が元の形に戻っていきます。
さて、少しずつ春めいてきました。レポート1ではホワイエのハイビスカスのことを書きました。その後もきれいに咲いています。このホワイエには20年以上もある観葉植物がいくつかあり、その一つに観音竹があります。ふと見るとなんだか芽のようなものが出ています。

これは花の芽だそうです。そしてこの花、「観音竹の花は数十年に一度咲くという珍しい花」と言われているようです。どんな花になるのでしょう。
ハワイアロハホールも開館して28年目。まだまだ初めてのことがあります。
それでは今回のレポートは以上です。Mahalo!
ハワイアロハホールも開館して28年目。まだまだ初めてのことがあります。
それでは今回のレポートは以上です。Mahalo!