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アロハだより ~ハワイアロハホール特定天井改修等工事レポート1~
ハワイアロハホール特定天井改修等工事レポート1
Aloha ! 改修工事が始まりました
建築基準法の「特定天井」に大ホールの天井が該当し、改正された規定に適合させるため天井の耐震対策を行います。それに合わせ客席天井や舞台の一部、誘導灯や非常灯など照明のLED化が主な工事となります。
すでに工事は始まっていて計画通り着々と進んでいます。これから改修工事完了までアロハホールの工事の様子をお伝えしていきたいと思います。
1.客席撤去工事
客席内に天井工事の足場を組むため、486席ある座席すべてを取り外し清掃して段ボールに入れ舞台へ積んでいきます。


2.床養生工事
大ホールなので音響や照明等の精密機器が多くあり粉塵を嫌うので入念に養生をします。まだ一部養生はされていませんが足場に関わる養生と客席、舞台、通路など床養生はすべてできました。
この状況になると当然ですがホールの響きが全く変わってしまいました。響きすぎるくらいよく響いてしまいます。そういえば普段いつも思うのですが、舞台上にモップをかけるだけでも歩く靴の音が変わりホールの響きがよくなる(変わる)ような気がしています。今回の工事では、工事でホールの音響特性が変わらないようにするため天井の形状や材質は変えずに行われます。開館時に設計された音の響きを維持することはホールにとって大切なことの一つです。

さて、ここからは工事とは関係ありませんが、アロハホールのホワイエ(ロビー)には今ハイビスカスが咲き誇っています。1月だというのに、暖房もついていないというのに、これは夏より満開かもしれません。常夏のハワイアロハホールです。

それでは今回のレポートを終わります。 Mahalo!