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窓口に「耳マーク」を設置しました
「耳マーク」とは
聞こえない、聞こえにくいといった聴覚障害(難聴者、中途失聴者、ろう者)のある方々が、普段の生活の中で一番困ることは、受け答えに時間がかかり、うまく意思疎通が図ることができないということです。
とくに、聴覚障害の場合、障害が外見ではわかりにくいため、誤解や不利益なことが生じたりすることが少なくありません。また、窓口で呼ばれてもわからないなど社会生活の中での不安は大きく、「耳が不自由なので書いてください」というのも、とても勇気が必要なことです。
目の不自由な方々の「白い杖」や「車いすマーク」などと同様に、「耳マーク」は「聞こえない・聞こえにくい」ということを伝えるためのものであり、聴覚障害者のシンボルマークとして、聴覚障害者の社会参加の促進を目指して(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が全国で「耳マーク」の普及に努めています。
湯梨浜町では役場庁舎を始め各公共施設の窓口に「耳マーク」を設置し、聴覚障害のある方々が気軽に利用できる窓口と、人にやさしい対応を心がけます。
湯梨浜町では「耳マーク」を指されたときは
- 筆談などで対応します。
- 大きな声ではっきり、ゆっくりとお話しします。
- お呼びするときは、そばに寄って軽く肩や背に手を置いたり、身振り手振りで合図します。
- 常に障害のあるかたの立場で、心のこもった対応に心がけます。