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介護保険制度について

印刷用ページを表示する掲載日:2020年3月13日更新 <外部リンク>

 現在、日本では急速に高齢化が進んでおり、介護を必要とする方が増えている一方、核家族化の進展などにより、家族だけで介護を行うのが難しくなってきています。こうした状況を背景に、介護が必要となっても住み慣れた地域で安心した生活が送れるよう、高齢者の方の介護を、この社会全体で支える新しい仕組み・・・それが、介護保険です。

 介護サービスを利用する場合、利用される方が総額の1~3割を負担しますが、一定額を超えた場合は高額介護サービス費を支給することで負担を軽減し、残りは公費でまかなわれます。この保険料も、所得に応じてその負担が軽くなるよう配慮されます。こういう仕組みを取ることで、みんなが支えあう介護保険を実現しています。

 介護が必要な方でもサービスを利用しながら、自立した毎日をおくれるように支援する。
それが、介護保険です。

制度のあらまし

 介護保険は40歳以上の方に加入していただき、制度の運用にかかる費用の半分をその保険料で賄っています。残る半分の費用のうち国が2分の1、都道府県・市町村がそれぞれ4分の1ずつを負担します。

 なお介護保険は自動的に加入いたしますので、個別の加入手続きは必要ありません。

 介護保険制度では、介護保険事業計画を策定し、その計画のサービス量の見込に沿って保険料の基準額が算定されます。

 なお介護保険に加入しても、以前から加入している医療保険(例:国民健康保険など)から脱退することはありません。病気や怪我で、病院で治療を受ける際は、これまで通り医療保険の対象となります。そして介護が必要となって市町村からの認定を受けて、介護サービスを利用するときに、介護保険が適用されます。

どんな人が介護保険制度に加入しているんですか?

 介護保険制度に加入し、保険料を払っている方を被保険者といいます。介護保険制度の被保険者は、次の2種類です。

  • 第1号被保険者/65歳以上の方
  • 第2号被保険者/40~64歳の医療保険加入者

 被保険者は、法律により定められた保険料を支払う義務が定められています。