【第3期】湯梨浜町地域福祉計画
【第3期】湯梨浜町地域福祉計画を策定しました。
障がいや年齢、性別を問わずすべての人が自己肯定感を持って、社会的自立を実現させるためには、まずは住民一人一人が社会的に排除されることがなく、地域社会の一員として尊ばれ、安心感を感じ、互いに自立に向けて支え合うことができるような包括的な地域社会形成が不可欠となってきます。
地域福祉計画とは、人権尊重を基本に地域住民同士のつながりを作り、人と人との支え合いに基づく、地域住民の皆さんと行政との協働のまちづくりを推進する計画です。
本町では、地域のあらゆる住民が役割を持ち、お互いに支え合うといった住民主体の地域づくりを深化させた地域共生社会の実現を目指し、さらには、地域社会を支える基盤となる住民が、ここ湯梨浜町に住み続けることができるようにするためには、生活上の安全、安心、健康が永続的に確保されるよう医療、介護、住まい、都市機能、防犯機能などを連携させた「まちづくり」推進していくため、「第3期 湯梨浜町地域福祉計画」を策定しました。
今後、計画期間である5年間(平成29年度から平成33年度)にわたって、すべての住民が自分らしく生きることができるように、地域住民を始めとした多様なつながりを再生、創造し、行政と住民が縦糸と横糸となって紡がれ、きめ細やかで温かい地域社会を織り上げていく地域社会の実現を目指して、各種取り組みを推進していきます。
【基本計画1】
みんなで支え、共に生きる地域づくり
地域の誰もがお互いの多様性を認め、互いに思いやる心を育み、住民相互に支え合う地域づくりを推進します。また技術や知識、経験を活かして、積極的に地域づくりに参加する人材や団体の育成を図ります。
【基本計画2】
地域福祉を支える体制づくり
住民の主体的な活動の推進や福祉活動の充実を目指し、支援を必要とする人が、より豊かな生活を送るために必要なサービスを安心して利用できる体制の整備を進めます。
【基本計画3】
安心・安全・信頼の地域づくり
高齢者、子どもなどが安心で安全に生活できるよう、地域での防犯体制の確立を目指します。また、高齢者や障がい者、子どもなど多様な特性を持ったすべての人々の自立を促進するため環境を整え、人にやさしいまちづくりを進めます。
【基本計画4】
災害から命とくらしを守る地域づくり
鳥取県中部地震の教訓を踏まえ、地域防災活動や災害時相互支援体制の整備など住民主体の共助による地域防災力を高め、災害に強い地域づくりを目指します。
【基本計画5】
げんき・いきいき・かがやきの地域づくり
住民が健康で生涯活躍ができるまちづくりを推進し、いつでも誰でも集え様々なサービスや地域活動の場をつなぐ拠点を形成し、活力にあふれ魅力的な地域づくりを目指します。