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イノシシの生態について

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>
  • 日没から夜明けにかけて活発に活動。本来は昼行性、人間の活動の影響で夜行性を示す。定住期と移動期を繰り返す行動パターンを持ち、気に入った場所では2~3平方キロメートルの範囲で行動すると言われています。
  • 落葉広葉樹林や竹林、カヤ・ススキなどの草地に生息。
  • 体の大きさは、体重で通常100kg前後。キバがあるのがオスです。
  • 一夫多妻制。2歳で初産し、以降毎年平均4~5頭を出産。発情期は12月~2月、妊娠期間が4~5ヶ月で4月~6月に出産します。
  • 生後6ヶ月くらいまでは、体に縞模様があるためウリ坊と呼ばれます。
  • オスは成長すると単独行動、メスは子や姉妹と群れをつくります。
  • 野生での寿命は10歳前後と言われています。(オス6歳、メス10歳)
  • 極めて臆病で、警戒心が強い。慣れた獣道では大胆だが、開けた場所では警戒して行動します。
  • 「一度覚えると忘れない」「侵入に成功した仲間を真似る」「光、音、ニオイを使った防除方法の効果は一時的。すぐ慣れてしまう。」など、学習能力が高いです。
  • 視力は弱く、青色のみ識別可能。嗅覚は犬に匹敵する。農地に侵入する際は、鼻で探索して目で確認します。
  • 成獣は1メートル20センチ程度の跳躍力がありますが、上を越えるよりも下をくぐって通り抜けようとする傾向があります。幼獣は15cm格子を通り抜け、成獣は20cm程度の隙間はくぐり抜けます。
  • 鼻の力は非常に強く、大きな石でも簡単に動かすことができます。50~60kg程度重さのものを持ち上げ、地面を掘り起こす力も強力です。鼻のみ電気柵の電気ショックを感じます。
  • 雑食性で、タケノコ、イモ、クリ、ドングリ、稲の穂(乳熟期)、クズの根などの植物やミミズ、昆虫の幼虫など、ほとんど何でも食べます。