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対等合併
合併の方式は「対等合併」とし、期日は平成16年10月1日を目標としています。


新町の名前は、湯梨浜町。
平成14年5月1日から2カ月間、「現在の3町村の名称は使用しない」ことなどを条件に、3町村の住民を中心に公募を行い、1,653点、1,039種類の応募がありました。
応募のあった名前を、合併協議会で5点(湖周、東ほうき、美郷、伯耆、湯梨浜)にしぼり込み、その5点の候補の中から、どの名前が一番良いのかを、平成14年11月下旬に3町村の世帯を単位としたアンケートを行いました。その結果、新町の名前は一番支持の多かった「湯梨浜町」に決めました。


役場は分庁方式で、羽合町役場を本庁舎に
新町の役場は、分庁方式とします。この分庁方式とは、3町村の役場の建物を活用し、事務組織を分けて配置するものです。
3町村の役場のうち、どの役場を本庁舎とするのかについては、小委員会が作成した地理的条件や人口などの判断基準を参考とし、協議会において協議会委員の投票により決定しました。その結果、羽合町役場が本庁舎、東郷町役場と泊村役場が分庁舎に決まりました。
なお、新庁舎建設は、新町が発足してから協議することとしています。
 役場の組織は
役場組織は、町長や総務関係を羽合町役場(本庁舎)に、産業や教育機関を分庁舎に配置します。
 窓口業務は3町村役場で
窓口業務(住民・福祉・税務・地域振興の各窓口業務)については、住民の利便性の充実のため、現在の3町村の庁舎に残すことにしています。


議会議員等は在任特例を適要
3町村の議会議員は、合併直後の大事な時期に町長と議会とも不在となり、新町の行政運営に支障をきたすことも予想されるため、在任特例を適用し、現議員の任期《東郷町4月16日、羽合町4月29日、泊村4月29日(2年満了)》を考え、平成17年4月29日まで新町の議会議員として在任することに決めました。なお、定数は、22人以内で、新町において決めることにしました。
また、農業委員会の選挙による委員の任期等についても、農地法関係の事務処理があるため、空白期間が生じないよう、議会議員と同じく在任特例を適用し、現委員の任期である平成17年7月19日まで新町の農業委員として在任することに決めました。なお、選挙委員の定数は、30人以内とし、新町において決めることにしました。

財 産   3町村の所有する財産(土地、建物、基金等)は、全て新町に引き継ぎますが、今ある財産区は現状のまま存続します。

地方税   3町村で違いのある町村民税や固定資産税等の税制については、次のとおりとします。
●住民税の法人町村民税の法人税割は、合併年度(平成16年度)は3町村それぞれの例によることとしますが、平成17年度からは標準税率(現在12.3%)に統一します。
●土地(宅地、雑種地)の評価方式は、平成18年度の評価替に合わせて新町で調整します。
 現在の土地評価方式
 羽合町 路線価方式(道路に付けられた価格(道路に面している標準的な宅地に付けられた価格を基    に決定)を基に評価する方式)
 泊 村 その他の方式(売買の実例等を基に評価する方式)
 東郷町 その他の方式(売買の実例等を基に評価する方式)
●納期は、平成15年中に調整します。
 現在の納期
 羽合町 年10回に分けて税金を納めていただきます。
 泊 村 年4回に分けて税金を納めていただきます。
 東郷町 年4回に分けて税金を納めていただきます。

保育所   3町村の保育所の開所時間及び延長保育、一時保育の実施箇所等については、それぞれの地域のニーズによって決められているので、3町村それぞれの現行のとおりとし、必要に応じて新町において検討します。
新しい町では、安心して子育てができるよう、保育料の基準額は、3町村の中で基本的に一番安い羽合町の例とします。

水道料   水道事業は、経費を使用料でまかなう独立採算が基本です。
統合により担当職員の削減を図るなど、経費を削減し、3町村の中で基本的に一番安い羽合町の例とします。

下水使用料等   公共下水道事業及び農業集落排水事業は、経費を使用料でまかなうのが基本です。公共下水道使用料と農業集落排水処理施設使用料は、3町村の料金格差が大きいことなどから、当面は現在の料金体系とし、新町において調整して統一します。

国民年金保健税   国民健康保険の税率は、合併年度は3町村それぞれの例によることとしますが、新町において、加入者の医療費や出産育児一時金の給付見込みなどを考慮して税率を検討し、平成17年度から統一します。
なお、平成13年度決算をみると、3町村とも厳しい財政状況となっていますので、合併の有無にかかわらず、負担増の検討が必要になってくると考えられます。

介護保険料   介護保険料率は、3年間分をあらかじめ定めることとされており、3町村では、今後平成15年度から平成17年度までの料率を定めます。そのため、平成17年度までの料率は3町村それぞれの町村の例とし、平成18年度からは統一します。

健康診断   3町村では住民の皆さんが健康に過ごせるよう、定期的に基本健康診査(血液検査、尿検査等)や胃がん検診などの各種検診を実施しています。
これらの健康診査等の対象年齢は対象範囲の広い町村の例とし,自己負担額は低い町村の例とします。

消防   3町村の消防団は、統合します。分団等の組織は当面現行のとおりとし、新町の消防計画に基づき調整します。
新町発足後の防火水槽、消火栓等の施設整備については、受益者の方に一部負担をしていただくこととします。その額は、新町で調整します。

校区   3町村にある公民館(中央公民館)のいずれかを新町の中央公民館(公民館事業を統括し、各公民館との連絡調整等を行うもの)とし、残りの公民館は分館とします。
地区公民館は、新町発足時は現行のとおりとし、新町においてあり方を検討します。

公民館   3町村にある公民館(中央公民館)のいずれかを新町の中央公民館(公民館事業を統括し、各公民館との連絡調整等を行うもの)とし、残りの公民館は分館とします。
地区公民館は、新町発足時は現行のとおりとし、新町においてあり方を検討します。

国際交流   3町村が今まで行ってきた国際交流は、それぞれ現行のとおり引き続いて行います。

祭り事   ハワイまつり、泊夏祭り、水郷祭などの各種イベントについては、新町において調整して実施します。