第四編 民俗
第三章 生産・生業
第二節 漁労
 三  新しい漁法

定置網漁
 定置網漁は、一五年ほど前に東郷湖に導入された。原理漁業とほぼ同じで、湖岸を回遊する魚を網で導き、袋の部分に集まった魚を獲る。袋には魚が逃げないように二重ないし三重のかえしを設ける。シラウオやアマサギなど、魚種によって目の違う網を用いる。


図14 定置網


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