第四編 民俗
第一章 年中行事
第五節 冬の行事
冬至
新暦の十二月二十二日・二十三日の冬至は、太陽が最も南に寄り、一年のうちで日照時間が一番短い日である。この日、保存しておいたカボチャを食べ、ユズ湯に入った。カボチャは神供えとしての意味を持ち、これを食べると中気の予防になるといい、ユズ湯はみそぎの一種であるといわれる。
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