第2編  歴史
第4章  近代・現代
第10節 社会教育
 2   社会教育団体
(2)  婦人会

概説

 町域内の婦人会の記録は、明治44年3月に漆原・宮内両村で結成されたのが初見である。旧村単位での婦人会は、大正14年に舎人村、昭和3年に松崎村(「立木柳蔵日記」)、同4年に花見村で結成されている。東郷村の記録は見えない。婦人会の当初の目的は、会員の修養・家庭生活の向上あるいは会員相互の親ぼくを図ることであったとみられる。しかし、我が国が戦争に突入するに伴って、青年団などと同様、戦時体制の一環として組み込まれていった。
 以下、舎人村婦人会と花見村婦人会について述べる。