第二編 歴史 第四章 近代・現代 第九節 学校教育 一 教育制度の変遷と町内の概観 (二) 明治時代 教科書 各小学校で使用された教科書は、明治十九年の小学校令で「文部大臣の検定したるものに限るべし」と定められた。町内でも、明治二十年ごろの尋常科と高等科の教科書が残っている。 その後、松崎・東郷両校沿革史によると、明治三十五年四月一日から、教科用図書の改正で、新しい教科書が使用されたという。詳細は明らかでない。 さらに明治三十七年度からは、文部省の著作である国定教科書が一斉に採用される。「松崎小沿革史」によると、四月の学期始めから、尋常小学用の修身書・修身掛図・読本・書き方手本が採用された。 |
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