第二編 歴史 第四章 近代・現代 第九節 学校教育 一 教育制度の変遷と町内の概観 (二) 明治時代 小学校保護人 明治七年、県は新たに「小学校保護人」の制度を設け、県令(のちの知事)の名で任命書を与えている。学区取締が多数の学校を監督する必要があったため、各小学校ごとに学校保護人を任命し、その維持振興に専念させるねらいであった(『鳥取県史』)。保護人は「貧富等級中等以上ニテ、村市中人望アルモノ」が選ばれ、校区内の就学の督励、授業料の徴収、納入手続きなどの任に当たった。各校の沿革史などから、小学校保護人の氏名、任命年月を表72に掲げた。花見地区は記録がない。 |
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表72 小学校保護人の氏名
「舎人小沿革史」の記述に従った。
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