第2編 歴史
第4章 近代・現代
第7節 商工・金融業
 2  金融業

松崎信用組合
 鳥取地方法務局倉吉支局所蔵の登記書類によると、昭和10年3月、保証責任松崎信用組合の設立が許可されている。理事は、野口愛蔵、立木柳蔵、萬竹之助、井上豊治郎、河本房吉の5人であった。事務所は三区の野口の自宅(現・理宅)に置かれた。対象地区には、松崎村のほかに現・旭区も含まれている。同組合は、4年後の14年6月、保証責任松崎信用購買販売利用組合と改称した。購買、販売などの詳しい事業内容は不明である。同組合も、戦時中に農業会に統合された。
   
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