第2編 歴史
第4章 近代・現代
第5節 農林水産業
 2  水産業
(3) 漁業状況の変遷

組合員数
 組合員数について記録があるのは大正4年以後である。大正年間は大体630〜650人の間を上下し、昭和に入って2年・14年及び16年の調査では700人を数える。以後、順次減少を続けている。昭和18年と28年現在の組合員数を部落別に示した(表64参照)。長和田と長江は昭和35年、宮内は同48年の組合加入である。
 また、昭和25年現在で組合員の職業別人数を示した(表65参照)。漁業の専業者は組合員の1割にも満たない。大部分が農業との兼業である。

表64 昭和18・28年の
部落別組合員数

部落/年次 昭和18 28
松崎 166 126
藤津 15 28
引地 27 25
野花 25 28
門田 55 52
上浅津 159 150
下浅津 159 150
南谷 47 64
上橋津 9 17
合計 562 551

表65 昭和25年の
組合員職業別人数と割合

農漁業
362
(66)
漁業
45
(8)
農業
92
(17)
商業
24
(4)
旅館業
10
(2)
無職
15
(3)
合計
548
(100)
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