第2編 歴史
第4章 近代・現代
第5節 農林水産業
 2  水産業
(1) 東郷湖漁業協同組合の変遷

加入集落の組合費納入
 組合加入の部落からは組合費が徴収された。松崎四区の「沿革史及沿革書類」(同所・高野伊之蔵所蔵)所収の記録によると、大正6年度の東郷湖漁業組合経費予算87円のうち、松崎村分として7円90銭が割り当てられている。そのため、同村では、戸数割(160戸、1戸当り5銭)、船割(20隻、一隻当り5銭)、漁業割(漁業税の1割)の方法で組合費を徴収している。その合計額9円96銭余から負担額を支払い、残りは印刷費・繰越金などに充てている。このうち、松崎四区の割り当ては、戸数割のみ21戸分1円5銭であった。
   
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