第2編 歴史
第4章 近代・現代
第5節 農林水産業
1 農業
(2) 農産物
米と麦
明治次代末期における当地からの米の移出先は、兵庫と大阪であった。地元の消費分を賄って余った米が、仲買人などを通じて移出されたのであろう。松崎駅が開業した明治37年以前は東郷湖の対岸、橋津港から船で輸送されたとみられる。主な生産地は、東郷・舎人・花見の3村である。
また、昭和25年(1950)の収穫高(全町域分)は、米1,0931石、麦1589石となっている。
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