第2編 歴史
第4章 近代・現代
第4節 官公署と医療機関
 1  官公署
(2) 郵便局

再置後の状況
 明治34年3月1日、松崎郵便局が再置された。局舎は、松崎390番地の局長宅であった。開設当初の職員数は局長のほか内務1名、外務2名と記録される。受持郵便区は、東郷・松崎・花見地区であったが、同36年、舎人地区も編入された。その翌年3月、局舎を松崎387番地(現・松崎五区、古川酒店)に新築移転した。同36年1月当時の同局区内の戸数と郵便物数を、表47に示す。
 町村合併までの歴代の局長は次のとおりである。
  1.伊藤伝平(明治19年5月〜同21年2月)
  2.足羽常蔵(同34年3月〜)
  3.足羽康太郎(昭和2年7月〜)
  4.小谷甚市(同27年8月〜)
 なお、松崎郵便局は昭和32年8月、旭32番地に新築移転した。