第2編 歴史
第4章 近代・現代
第2節 財政と村政
 2  主要な村政
(2) 社会福祉

民生児童委員
 太平洋戦争後の海外引き揚げ者や戦災者、失業者、貧困者などの生活救護は、各市町村の方面委員が中心になって当たっていた。その後、県では昭和21年10月に方面委員に代わる民生委員会施行細則を公布して、その定数や担当区域を定めた(前掲『鳥取県史』)。民生委員は、同23年から児童委員も兼ねるようになったが、以後、生活貧困者などの調査、保護、相談活動などに従事している。
 旧町村時代の民生(児童)委員は名簿編2号に収録した。その委嘱年月は、昭和21年11月が最も古い。なお、民生委員の前身である共済委員(大正12年〜)、方面委員(昭和5年〜)については、町内では記録が残っていない。


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