第2編 歴史
第4章 近代・現代
第2節 財政と村政

1 旧村時代の税制と財政
 ここでは、昭和28年に東郷町が誕生するまでの旧村時代の税制や財政の状況を概観する。その多くは、町内に残る記録や文書によった。国税である地租や、県税(地方税)の徴収の変遷などは、ここで多くは触れないので、『鳥取県史近代第二巻政治篇』などを参考にされたい。以下、旧村時代の村税の賦課に利用された民等位数をはじめ、明治・大正・昭和の各時代の記録などを基に、当時の村財政などを述べることにする。


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