第2編 歴史
第2章 中世
第5節 中世の信仰・その他
豪族の居館などを表す地名
ここでは豪族の屋敷などを表す地名について考えてみたい。小鹿谷の「御屋敷」は、南条氏に関係する武将の居館跡に比定する説が有力である。門田の「勘屋」は、南条氏が一ノ宮領の代官として配置した貝屋勘左衛門の姓が変化したものと伝承されている。また、長和田の「六万垣」には南条氏の下屋敷があったとされている。
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