第2編 歴史
第2章 中世
第3節 室町・戦国時代
1 室町時代の山名・南条氏
機堂長応
南条貞宗の二男で幼名を定光といった。仏門に入り機堂長応と称し、越前(福井県)の慈眼〈じげん〉寺の2代住職となった。のち郷里の伯耆に帰って応永8年(1401)河村郡に曹源寺(三朝町)を開き、続いて久米郡に定光寺(倉吉市)を開いた。同17年(1410)曹源寺で没した。
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