第2編 歴史
第2章 中世
第2節 鎌倉・南北朝時代
 2  東郷氏と東郷荘

東郷氏の同族
 東郷氏を称した家平の家系は、多くの傍系を生ずるが、長くとも10代ぐらいまでで系図は途絶えている。この系図を持ち伝える原田氏は俊縄の家系である。惣領家であろう。この家系は東郷氏を名乗っていない。原田氏のままで現在まで続いている。江戸時代は毛利氏に仕え、長府藩(長州藩の支藩)の侍大将として明治維新に至ったといわれる(渡辺久雄『忘れられた日本史』)。
 終戦後まで東郷町漆原に原田氏を称する家があった(血縁者、倉吉市・蛯名政江)。由緒のある家系と伝承される。記録類は残っていないということであるが、同族かもしれない。漆原に残る同氏の屋敷に五輪塔一基があったが、近年、漆原の同家の墓地に移された。



漆原・原田家の五輪塔

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