第2編 歴史
第1章 原始・古代
第4節 古墳時代
 4  主な遺物

刀 剣
 古墳時代には武器の鉄製化も進んだ。刀剣では、それまでの銅剣に代わって鉄剣が作られた。一般的に、両刃を剣とし、片刃の刀と区別している。なお、古墳時代の刀剣は、のちの日本刀に見られるような反りはない。刀に反りができるのは、平安後期以後である。
 鉄製の刀剣が出土した郷土の主な遺跡名を挙げておく。
 野花・北山古墳、長和田27・32・33号墳、小鹿谷31号墳、漆原・新宮円墳、宮内58号墳、馬ノ山4・5・13号墳、長瀬高浜遺跡



長和田32・33号墳から出土した刀剣
(東郷町教育委員会所蔵)

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