第1編 自然と地理
第2章 人口と集落
第1節 人口と世帯数
 4  年齢別構成

五歳段階別人口
 年齢3区分別人口(幼年人口・生産年齢人口・老年人口)とその割合を、昭和30年から国勢調査の結果に基づいて表13にまとめた。幼年人口が年ごとに減る一方、老齢人口が増え続けていることが分かる。昭和55年における県下の老年人口割合は9.9パーセントであり、これは本町の昭和40年の率に匹敵する。したがって、本町人口の老齢化は県平均より15年も先行していることになる。
5歳段階別人口 昭和30年及び55年の五歳段階別(男女別)人口の構成比をグラフに示した(図9)。30年のグラフは年齢の若い層ほど人口が多く、ピラミッド型あるいは人口急増型とも呼ばれる年齢構成を示している。男子の30歳代が女子に比べて少ないところに戦争の影響が表れている。

図9 東郷町男女別5歳段階別人口構成比グラフ
(注)男の35〜39歳は昭和30、55年とも同率である。

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