第1編 自然と地理
第1章 自然と環境
第3節 地質と資源
 2  主要な地質

長和田玄武岩
 長和田玄武岩は、鮮新世の火山岩類のうち、最も初期に形成された玄武岩の1つである。カンラン石玄武岩ないし玄武岩質安山岩の溶岩から成り、水平に近い台地状の地形をとどめている。板状節理が比較的発達し、柱状節理も見られる。町域では、長和田・野花・佐美のほか、波関峠の西側、仙津山の周辺などにも分布している。

埴見の奥の玄武岩

長和田踏み切りから460m南方に見られる玄武岩の見事な柱状節理

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