第1編 自然と地理
第1章 自然と環境
第3節 地質と資源
 2  主要な地質

小鹿川火砕岩層
 小鹿川火砕岩層は、中新世後期に火山活動によって流紋岩質の多量の岩くずがたい積し、その後急激な陥没に伴って形成された地層である。ほぼ北東〜南西方向の分布を示すことが多く、縁辺部には断層を生じやすい。羽衣石はその典型で、この方向の断層が明りょうである。また、麻畑の周辺、仙津山の北側などにも分布している。

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