第2編 歴史
第4章 近代・現代
第1節 行政組織
 2  東郷町の誕生

東郷松崎町の成立
 昭和26年3月1日、東郷村と松崎村が合併して東郷松崎町が誕生した。戦後の県内町村合併の第1号であり(『鳥取県史近代第一巻総説篇』)、2年後の東郷町発足の前段であった。
 前掲「職員名簿」によると、東郷松崎町の町長・議会議員選挙は、同年3月31日に行われ、町長には山枡忠興が就任した。また、「東郷中学校沿革史」(同校所蔵)によると、同年5月8日に同校で「東郷松崎町制実施記念式」が挙行されている。
 東郷松崎町時代の町長、助役、収入役、議員などは名簿編第2号に収録した。なお、3月1日からの町長職務執行者は、山枡忠興及び森田幸一(当時、助役事務取扱者)が歴任している。


昭和28年3月の東郷松崎町長感謝状
(国信・徳井俊市所蔵)

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