韓国ドラマ「アテナ:戦争の女神」撮影地情報をお届け!

Interview ~関係者こぼれ話~

ドラマのロケを陰で支えた方、出演した方…。そんな方々にインタビューして、感想を話していただきました。


奮闘!ロケ弁づくり

仕出し屋Sさん

実際のロケ弁と同じ内容で作りました

私は食に接する仕事を40年間しています。この間色々なところに配達に行き、沢山の人たちと接してきました。今回はめったに遭遇できない、韓国ドラマのロケ地に鳥取県が、そしてはわい温泉が選ばれ、俳優やスタッフの皆さんのお弁当をお世話することになりました。

お弁当を作ってもらえないだろうかと依頼された時に、弁当の1品としてキムチを入れたらどうかと提案されましたが、そうするとほかの食材にキムチのにおいがうつってしまうので、絶対にしたくないとお断りしました。食の文化は各国それぞれ違いますが、せっかく日本にこられたので、日本の食材を楽しんでもらいたいですものね。

スタッフ一同精一杯の気持ちを込めて手作りにこだわりました。韓国の方々の鳥取ロケでの癒しのひと時になったのなら大変嬉しいです。ただ、めったにない機会だったので俳優に会えることを楽しみにしていましたが、会えなかったのがとても残念でした。





それは突然の℡から始まった

地元大工 N工務店さん

大きな車の木型

「早急に作れる人を探しています」という突然の電話を受け、お困りの様子でしたので私にできることならばと協力しました。作成したのは大きな車の木型。始めに設計図を渡されたのですが、最終的には、通訳さんを通して美術担当さんの細かい指示を受けながらの仕上げとなりました。スタッフの方々の製作に対するこだわりと熱意を強く感じました。よいものができたと満足していただきホッとしました。

それから作業場に転んでいた木製のふるいと使えなくなった古い扇風機が欲しいと言われ、差し上げました。こちらは小道具にでも使うのでしょうか。

ドラマは日本でも放送される予定とのこと?? 木型は合成映像により写らないそうですがなにやら大活躍したそうで、どんなシーンに使われたのか早くみてみたいです。





上映会をきっかけに

上映会参加者(E.Yさん)

上映会で満員となった大ホール

韓国ドラマの鳥取ロケがあると聞いたのは9月上旬。それほど興味がなかった私。(出演者を誰も知りません)友人に誘われるまま、そのドラマの主役の出演映画「私の頭の中の消しゴム」の無料上映会をアロハホールに見に行きました。

もしかしたら主役のウソンさんが来るかも?♪ という噂に期待に胸を膨らませて待っていると、壇上に登場したのは…湯梨浜町長!「パーティーで会ったのですが、ウソンさんに上映会があるので来てください!…とは言えませんでした」ですって。(ガクッ、しかしお茶目な町長ですね…)

映画はすばらしく感動の涙。初めて見たウソンさん。(こんな素敵な人が鳥取に来ているのね。直に見たい!)それから怒涛の追っかけの日々が始まりました。

倉吉・三朝・湯梨浜・浦富、それぞれにうれしい偶然の出会いがあり、これは日頃の行いのおかげ、いいや、もらったお守りのおかげかな。(なんせ、富士山山頂の神社のお守りですから)

つかの間で嵐のような日々が過ぎ去り、残ったのは一抹の寂しさと人の繋がり。そして楽しい思い出!あとは日本での放映を楽しみに待つばかりです。皆様お疲れ様でした。

以下ロケを見て思った感想です

  • 主役のウソンさん、写真より実物のほうが数倍かっこ良い。これは他の出演者にも言えます。皆さん写真写りが悪いのかな?
  • シウォン君、宇宙人のように綺麗な顔。こんな顔の人がいるのですね。私の周りにはウソンさんよりシウォン君ファンの方が多い模様。
  • 出演者は皆スタイルが良く背が高い。遠目でもスタッフとの違いが分かり易かった。
  • 追っかけの皆さん良い人たちで、パワフルさに圧倒。
  • 韓国語を喋れる方が多いのに驚き。先輩が、韓国語をペラペラ話しているのを見て尊敬。
  • 双眼鏡で見て、目が合ったと言ったら笑われましたが、他にも目が合ったという人続出!
  • 手を振ったら振り返してくれる。撮影で疲れているだろうに丁寧です。





食感・美味!梨カレー誕生です

炊き出しボランティア Hさん

梨カレー

「食」の好みは十人十色で、参加者みなさんに気に入っていただける味を作るのは苦労するものです。

そこで今回のお相手は「韓国ドラマの関係者」で、メニューは梨カレー。普段イベントで出品しているものは梨の甘みもあっての甘口カレーですが、「韓国人なら甘くないほうが好まれるんじゃないか」との声もあり、普段作っているものを少しアレンジして少し辛めのものを作りました。

私たち炊き出しグループでも「よし! これは美味しい♪新しいレシピができたね」なんて話にもなりましたよ。

私たちが作る梨カレーは、ただ梨を入れるだけのものではなく、もともと風味の少ない梨ですが、その梨独特の味をだすために、地元の梨生産者でもある私たちの思いを詰め込みながら、ひと工夫させて美味しく仕上げます。

食べられた方の感想は、「甘い」「辛い」「梨が硬い」「梨が良いね」と、やはり十人十色だったようです。

これから、韓国の方などが観光で湯梨浜町に来られた時にも、この湯梨浜特産二十世紀梨の入った「梨カレー」がどこか旅館や飲食店で提供していただけたら嬉しく思いますね。

もしそうとなれば、梨の食感をうまく生かした美味しい「梨カレー」の作り方を喜んでお教えしますよ~。





若いスタッフに感心

東郷湖羽合臨海公園スタッフ(N園長)

公園での撮影に立ち会いましたが、納得がいくまで何度も繰り返しカメラを回す様子を見て、ワンシーンの重みを感じました。現場は若いスタッフが多くて活気があり、親しみのもてる皆さんで、とてもよい雰囲気で撮影が進んでいることがわかりました。多くの方々に、このドラマを観ていただきたいですし、これを機会に、さらに多くの観光客の皆様にも当公園にお越しいただくようスタッフ一同お待ちしております。





貴重な経験に感謝・感謝

エキストラ「追われる車の運転手役のAさん」

友人よりエキストラを募集しているとのことで、撮影に参加させていただきました。 撮影は想像していたより慌ただしく、スタッフの皆さんの作品に対する真剣さがうかがえました。撮影現場は、もっとピリピリなのかと思っていましたが、意外とカメラが止まると和やかで、韓国の役者の方、スタッフの方、通訳の方、皆さんがたくさん話しかけてくださり緊張することもなく撮影に参加する事ができました。地元での撮影にあたり地域で募ったエキストラの皆さん、役場職員の皆さんが、暑い中、撮影に協力される真摯な姿が大変印象深く残っています。海外ドラマの撮影という貴重な体験ができたことは大変良い経験になりました。





セリフがあるかとドキドキしてました(笑)

エキストラ「パチンコ店客役のTさん“地元ケーブルテレビ局アナウンサー”」

座らされたのは俳優さんのすぐ隣。ひたすらパチンコに興じている客! という設定でしょうか。詳しい演技指導はなかったもので。(以下、妄想)

「この場所だったらどうしても映るよなあ…。 この映像が韓国で流れて、エキストラの”アノ人”って話題になったらどうしよう」

なんて思いながら(笑)

右側では、湯梨浜町企画課のN課長が味わいある演技。儲けは二の次でパチンコを心から楽しんでいる、懐の深いチンピラさんといったところです。俳優さんは、素人であるぼくやN課長に気を配りながら演技してらっしゃって、この人は心のきれいな人なんだろうと感心してました。

このシーンの撮影が終わり、新たに2人の俳優さんが入ってきます。

一人は逃げ、もう一人が追いかける緊迫したシーン。 店員役、客役として参加した人たちは、結局23時~翌朝7時まで休憩なしでしっかり拘束され、眠れぬまま仕事に行った人も多いとか。でも良い映像に仕上がっていれば、その一助となれたのなら参加した皆さんにとっても良い思い出になるはず。

前日の夜から明け方まで、梨カレーを作って待っていてくださった方々、どうもありがとうございました。おいしくいただきましたよ。エキストラに誘ってくださった社協のMさん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。ドラマの反響はもちろん、日本で放映される日が楽しみですね。





チョン・ウソンさんに思わずウットリ

エキストラ「パチンコ店客役のMさん」

エキストラに参加させていただき、生の韓流スターチョン・ウソンさん、キム・ミンジョンさん、イ・ジアさんを間近で見ることができ、とてもカンゲキ!!

中でも、チョン・ウソンさんは甘いマスクで長身。すご~く足が長くて思わずウットリしてしまいました。

韓国のドラマ撮影はとてもハードだと聞いていましたが、まさにそのとおり。緊張感の中、深夜から翌朝まで休憩ナシでの撮影だったので老体にはかなりキツく(笑)、帰宅と同時にすぐに深い眠りについてしまいました。

日本での放送は来年3月頃とのこと…♪(??) 今からわくわくしています。(私は映ってないかな…でもホントに楽しみ!)ロケを支援された多くの方々、とても大変だったと思います。お疲れさまでした。