第四編 民俗
第三章 生産・生業
第一節 農業

ワラ仕事
 秋の収穫が終わり、冬が来ると、ワラ仕事に取り掛かった。朝暗いうちから各戸でワラを打つ音が聞こえた。男は、むしろ、米俵、みの、雪ぐつなどを編み、女は縄をない、草履、わらじも編んだ。
   
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