第1編 自然と地理
第1章 自然と環境
第7節 動物
 5  節足動物

トンボ類
 トンボの幼虫は、種類によって生息場所が異なる。湖底や泥土中に生息するものにウチワヤンマ・シオカラトンボ・アカトンボ類(ショウジョウトンボ・ウスバキトンボ・アカネ)、サナエトンボがある。また、水中の草や藻の中に生息するものはギンヤンマ・オハグロトンボ・カワトンボ・アオイトトンボ、水流の上や川砂にもぐるものはサナエモドキ・ヤマサナエ・オニヤンマなどである。このうちウチワヤンマは湖沼特有のもので、その幼虫は水深三〜四メートルまで生息できる。しかし、湖の汚染が進み、湖底が無酸素の状態になると生息できなくなるので、その存否は湖の汚染状態を知る目安とされる。

アオイトトンボ
ウチワヤンマ

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