第2編 歴史
第3章 近世
第2節 鳥取池田家の成立
4 貢租制度
(3) 請免制
請免制の実施
元禄11年(1698)、請免制が因伯全域に本格的に実施された。請免とは、請合免の意味で、その年の豊凶にかかわらず、年々定まった免で年貢を課す制度である。実施に先立って、大庄屋は村々から庄屋・年寄・5人組の請合(承諾)印を取りまとめた「請書」を提出させたといわれる(『鳥取藩史民政志』)。
年貢免状は、正徳(1711〜15)のころまでは毎年交付されたが、それ以降は、5、6年ごとに書き換え交付された。その間の異動は別途計算されたという。