第2編 歴史

第3章 近世

第2節 鳥取池田家の成立

2 検地

 

田畑集積の展開

 「別所村民図帳」には、文久年間(1861〜64)と推定される張り紙があり、名請人を訂正している。それによって集計したものが表14である。

 表13の時点から約230年経過しているから、保有耕地の面積別の人数に異動があるのは当然であろうが、目につくのは村外名請人保有耕地の増加である。東郷町域内外の富裕階級が地主となって、別所村内の耕地の約30パーセントを取得している。寛永10年当時の約5倍の増加である。彼らは農業経営に携わらない地主と思われる。そこには、耕地を手放し、小作人に転落した農民がいたことがうかがわれる。

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