第2編 歴史

第1章 原始・古代

第4節 古墳時代

二 町内の概観

 

埴見窯跡群

 『鳥取県史』は、県内の須恵器の窯跡として、郡家町の奥山上・山田・花原など、因幡の7か所を挙げ、伯耆では埴見窯跡がただ1か所であり、しかも県内で最古のものと紹介している。出土した須恵器の編年から、6世紀の中ごろから後半に営まれた窯と推定されるという。埴見窯跡は、埴見の集落の西南方向、字「中谷」の山腹にある。

地元の伝承や出土した須恵器から、窯跡の遺跡は数か所あるものと推定されている。確実な1か所は、かつての林道新設工事で、のぼり窯の煙道部の一部が現れ、また、道路面には窯の壁が平行線となって見つかったといわれる。窯壁は現在、道路が舗装されたため見ることができない。付近で良質の粘土を産出したと思われる。

 

 

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