|
第1編 自然と地理
第1章 自然と環境
第2節 土地の様相
2 台地
山地に接して、砂礫〈れき〉で形成された小規模の台地が十数か所に点在している。久見・川上・小鹿谷・田畑・長和田・埴見・佐美・門田・長江・藤津・宮内・福永などの地内で見ることができる。また、別添「付図」の地形分類図では、山ろくの傾斜面として山地に含めたが、国信から別所地内にかけて、東郷川の小規模な河岸段丘状地形が観察される。川の西側に流路に沿って発達しており、主に浸食作用と土地の隆起によったものと考えられる。
 |
| 別所から国信にかけてみられる河岸段丘 |
|