あとがき

 

町民の皆様に大変長い間お待ちいただいた『東郷町誌』を、ようやくお届けすることができました。思えば昭和56年7月に編さん委員会が発足して以来、満6年余りを経過しています。当初、伊藤政義編さん主任のもとで鋭意努力をして参りましたが、昨春伊藤主任が諸般の事情で勇退され、その後を私が引き継いで今日に至った次第です。

編さんに当たっては、資料の収集に全力を尽くしました。町内に限ってみても、100軒を超すご家庭から資料を提供していただきました。本町誌は、主としてこれらの資料に基づいて記述しています。しかし、編者の非才のため、十分に活用できなかったことをおわびします。また、郷土研究の入門書的な町誌にしようと、わかりやすい記述に努めましたが、これも皆様のご期待に沿えなかった点が多々あろうかと思います。不備な点は、後世の研究者に補っていただくよう期待します。この町誌を皆様の座右に末長く置いていただければ、編さん委員一同にとってこの上ない幸せです。

なお、編さんの都合上、本町誌の原稿は昭和62年3月末日現在でまとめています。

 終わりになりましたが、編さん委員会が発足して以来、温かくご配慮いただいた町当局をはじめ、ご援助いただいた諸先生、快く資料を提供してくださった所蔵家、並びにご協力いただいた多くの関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。

 

  昭和62年12月

                        編さん主任  足 羽 愛 輔