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湯梨浜町民のみなさまへお願い

令和 5 年 5 月 8 日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　湯梨浜町長 宮脇 正道

マスコミ報道等を通じ　町民の皆さまもご承知のことと存じますが、本日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5類適用となり、感染予防や感染した場合の対応に大きな変更が生じましたので、町民の皆さまに現時点の状況をお伝えし、適切な対応をお願いしたいと思います。
まず、感染予防の面からは、マスクの着用はすでに緩和され、基本的には、本人の判断にゆだねられ、保育施設、学校、医療機関、社会福祉施設等それぞれの感染対策も講じられていますが、予防接種については、本日、5月8日から、65歳以上の高齢者の方や基礎疾患のある方、医療従事者を対象に町内の医療機関で個別接種を実施していますが、9月からは、2回以上ワクチン接種を受けた方を対象に実施することにしています。
次に感染防止対策の面では、本日から、無料検査はなくなりましたので、感染の不安がある場合は市販の検査キットの活用か、かかりつけ医あるいは、新型コロナウイルス感染症相談・支援センターに電話相談の上、受診をしてください。
その結果、陽性が判明した場合は、医師の指示に従い、無理をせず、学校や職場を休むなど自宅で安静に過ごしましょう。そして症状が軽快しても発症から10日間はマスクの着用など周囲にうつさないよう配慮をお願いします。
また、医療機関受診の際の医療費面では、診療や処方箋に自己負担が生じ、入院治療費にも自己負担がかかりますが、9月までは、抗ウイルス薬が無料、高額療養費の一部負担軽減があります。
陽性判明後の対応としては、発症の翌日から5日間は、法律に基づく外出自粛ではありませんが、外出を控えるよう推奨されています。この場合、保健所からの連絡やコンタクトセンターへの陽性者登録はありません。同居家族の方も特に5日間はご自身の体調に注意してください。そして、療養時に悪化した場合は、かかりつけ医か相談支援センターに相談してください。
5類適用により、我が国の対応はこのように変わり、WHO（世界保健機構）でも新型コロナウイルス感染症をめぐる緊急事態宣言の終了を発表しましたが、鳥取県内の状況を見ると、昨日も感染者が10０人を超えており、適度の注意は必要であると考えています。
そのため、医療機関の受診や高齢者施設訪問時は、施設の指示に従いマスク着用や駐車場待機の徹底など、感染対策に協力、日常の手洗い等の手指衛生やエアロゾルを意識した換気にも努めるとともに、感染者のご家族の方、あるいは、持病があり重症化予防等のためにマスクを着けておられる方もいらっしゃいます。マスクをする、しないで非難しあったりすることのないようお互いに配慮しながら、適切な対応を図り、コロナ感染症の収束を図りましょう。よろしくお願いします。

　現在町立施設等は、消毒・換気を行いながら通常どおりご利用いただけます。なお、今後の感染状況によっては、施設ごとに利用の制限をさせていただく場合があります。