音楽は人権をどう表現しているか
「人権フェスティバル2009」を7月12日、ハワイアロハホールで開催しました。
第1部では、イタリア生活文化交流協会長・龍谷大学講師の松本城洲夫さんが「ヒューマン・ライツ(人権)とは」をテーマに講演。日本とイタリアの人権を比較しながら、「現代社会においては、自由であると同時に責任を持った言動をすることが大切」と、「人権」とは人間として正しいこと、人間として幸せに生きていくための自由と権利であるとお話しされました。
第2部では、音楽グループ「アンサンブル・サビーナ」が、クラシック音楽などさまざまな曲目を披露。心の奥底にしみるような音色に会場は静まり返り、演奏終了後は大きな拍手に包まれました。また、松本さんによる、有名な楽曲が生まれた時代の社会背景や、作者の思いなどの解説も加わり、人権と音楽の深い結びつきについて学ぶことができました。
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