来年4月から、「さくら工芸品工房」として生まれ変わる桜小学校跡地施設。町では、7月に工芸家の選考審査会を実施し、8月から校舎改修工事に着手するなど、開設に向けて着々と準備を進めています。

ショップ・カフェと工房一室を再募集
 
  町では、6月から個室工房4室とショップ・カフェルーム一室の使用者を募集しました。この募集に対し、個室工房の使用を希望する工芸家の応募があり、7月15日に使用者選考審査会を実施。学校跡地施設等利用検討委員会、町文化団体協議会、松崎地区区長、町商工会の各代表者と、県・町職員が出席して工芸家と面接、小論文や今までの作品実績などを合わせて審査しました。
  今回の審査選考会の結果に伴い、9月ごろには、来年4月から工房を使用する工芸家が決定します。さらに町では、2次募集として、個室工房一室と、ショップ・カフェルーム一室の使用者を再度募集します。

旧棟とプールは解体8月に改修工事着手

 さくら工芸品工房として新たにスタートを切るため、町では8月から桜小学校跡地施設の改修に取りかかります。
旧耐震基準で建築された校舎部分の旧棟と、全く使用されていないプールは安全上の問題があるため解体します。個室工房とショップ・カフェルームとして使用する新棟部分は、壁を取り除くなど、工芸家が活動
しやすいよう整備します。
なお、体育館とグラウンドは、コミュニティー施設として町教育委員会が管理しますので、引き続きご利用ください。

 

 桜コミュニティー施設の解体工事の前に、最後の見学会と現在残されている物品の売り払いを行います。
価 格 当日、競売(オークション)によって決定(児童机、児童椅子などについては定額 ※先着順)
運 搬 各自で持ち帰り
対象物 ソファ、棚、楽器など
【申込・問合せ】
町教育委員会教育総務課(TEL35-5362)

よみがえる思い出…

募集内容 個室工房C1室、ショップ・カフェルーム1室
使用期間 平成22年4月から5年以内
使用料金 月額2万円
受付期間 8月3日(月)〜9月30日(水)※消印有効
申込条件および申込方法など
◆工房 町内に住所を有し、工芸活動に 3年以上従事している人で、活動見学を受け入れられる人が募集対象です。申請書、履歴書、小論文「工芸と地域文化」(1,200字以内)を役場企画課に郵送またはご持参ください。
◆ショップ・カフェルーム 申請書、履 歴書、小論文「さくら工芸品工房を活用した地域振興」(1,200字以内)を役場企画課に郵送またはご持参ください。
【申込・問合せ】
〒682-0723湯梨浜町久留19番地1
湯梨浜町企画課(TEL35-5304)