〜保育所・幼稚園の在り方に対するアンケート
 「子育て」にとって、重要な役割を担う保育所や幼稚園。
 今年二月に、「湯梨浜町保育所・幼稚園の在り方検討委員会」の報告書が、町に提出されました。
 これは現在11ある町内の保育所・幼稚園の、今後の在り方について報告されたものです。
 その中でも一番大きな関心事は、「整備統廃合」といえるでしょう。
 報告書では、町内の保育所と幼稚園の「整備統廃合方針」の案をとりまとめ、早期に地域や保護者に対して説明するよう、町に求めています。
 その報告書を受けて実施されたのが、「保育所・幼稚園の在り方に対するアンケート」。ここではそのアンケートの結果の一部を報告します。
 アンケートの対象は、町内の就学前児童を持つ保護者(797世帯)で、質問内容は主に、(1)「子どもを通わせている(通わせたい)施設を選んだ理由」、(2)「保育料の増額についてどう思うか」、(3)「保育所・幼稚園の統廃合に賛成か」といったものです。
 特に(3)の質問に対しては、「条件により賛成する」、といった意見が一番多く、「賛成する」というものも3位でした。 
 これらの集計結果をもとに、町では子育て支援課が中心となり、今後の方針を早期にまとめる予定です。

〜保育所第三者委員〜
 アンケートの結果によると、統廃合に賛成の保護者の多くが、保育・教育内容がないがしろにされることに不安を感じています。
 このことを踏まえて、町は「保育所第三者委員」を設置しました。
 保育所第三者委員とは、子どもや保護者がより充実した保育サービスを受けられるよう、苦情や要望に対し、客観的な目で見ることにより、適切に対応するために設置されたものです。
 直接保育所や役場に言いにくいことや、何度言っても改善されないといったことを、お気軽にご相談ください。