こんにちは。そろそろ秋になっていますね。よく外で遊ぶ僕は急に半そでと短パンの季節が終わったと悟りました。
 湯梨浜町になりましたから、今度の記事を始める前に、改めて自己紹介したいと思います。僕はTim Hove(ティム・ホーヴ)といいます。アメリカのオレゴン州から来た湯梨浜町の国際交流員です。よろしくお願いします。この新しい町のためにお互いに頑張りましょうね。

 あるとき、アメリカに留学していた日本人の友達と話していると、その友達は最初にアメリカに来たとき、ごみ収集車を見るのは面白くて、見るために早起きしていたと言っていました。話を聞いてちょっとびっくりしましたが、よく考えたら、そういう人間が車から出なくても収集できる収集車を見たことがなかったら面白いかもしれません。 自分の周りで毎日見るものの存在が当たり前で面白くないと思ってしまうことがよくあります。違うところから僕の国に来たら、その人によって何が面白いかと聞くのは面白いと思います。

 それで、今度は湯梨浜町での楽しみと課題について話したいと思います。

 ここに来たら探検するのは大変楽しいです。僕は子どもの時から知らない物と触れ合うのが楽しみです。ここはどこに行ってもたくさんの面白い物があります。例えば、自転車に乗るときに知らない鳥の種類を見ても、「おおっ!なんだ、あれ?」と考えて、ちょっと興奮します。アパートのベランダに訪ねてくるカエルは知らなかった種類でかわいいので、写真をたくさん撮ってしまいました。そして最近、変なむらさき色のカニを発見して、写真を撮ろうとしましたが、今までうまく撮れませんでした。僕にとってこういう動物は結構珍しいものです。

 海もよく行きます。波を眺めるのは落ち着きますね。ここの海も好きですが、オレゴンの海とちょっと違います。 オレゴンの海は寒くて夏しか泳ぐことができません(南オレゴンは違うかもしれません)が、きれいなところです。ここに来たら、びっくりしたのはここは海のにおいが違います。オレゴンは風がよく太平洋から吹いて浜から離れても海水のにおいが強いです。

 ここの生活は楽しいですが、ちょっと慣れていないところもありますね。買い物はちょっと難しいところがあります。知っている店なら問題ありませんが、初めての店に行くとその店に慣れるまではちょっと大変です。アメリカで全然しない日本語を話せるようになっても問題があるということを考えたら、行く国の言語を分からなくても頑張って生活する移民がすごいなと思ってしまいます。

 十五歳からサービス業などで色々なバイトした僕は、お客さんとしてのマナーをよく気にしますが、日本ではそのマナーは何でしょう。

 例えば、アメリカでは特にファストフードの店やコンビニで強盗に取られるお金の額を少なくするためにレジにあるお金を金庫に入れるので、100ドル札のお釣りがないこともあって、100ドル札が使えない店が多いです。僕がレジ係をしたとき、その規則があってもお客さんがよく100ドル札を使おうとして、困ったことがありました。最初に日本に来た時も一万円札をあまり使いたくなかったのですが、もう慣れてきましたので、心配していません。

 これまで、様々なことがありました。でもここにきてから一番楽しかったのは皆さんに会うこと。優しい人にたくさん会うことができてうれしいです。楽しい話題があったら、ぜひtimhove@yurihama.jpに連絡してください。