# こばしま #
 スポーツの秋。九月十一日に東郷中学校で開催された運動会を取材に出かけました。▼百?走に続いて行われた演技は、二チームに分かれてお互いの陣地に立てた柱の上のうちわを取り合うもの。柱を守る者、攻め込む者、それぞれの戦略が勝敗の帰趨を分けました。▼学生時代、私も同じような演技を経験しました。その名は、単純に「棒たおし」。全校男子が二つに分かれ、四?ぐらいの棒を倒すもので、一・二年生は棒が倒れないように棒を押さえる役割でした。スタートの合図とともに猛然とダッシュしてくる攻め手(三年生ラグビー部員)。怒号が飛び交う中で、攻め手は一・二年生の体をよじ登り、棒に群がります。頭を踏まれながらも必死に棒を押さえていました。ちなみに救急車のお世話になった生徒も。今でも行われているかどうか分かりませんが、「血わき肉躍る」経験でした。